デスクワークでお疲れの方へ
デスクワークでの肩こりや腰痛は、挫傷や捻挫の可能性があります。
正しい座姿勢とは、足の裏を床に付き、腰、肘、膝を90度に曲げた状態が理想的とされています。
しかし、この正しい姿勢で作業しようにも恐らく10分以上はもたないでしょう。そもそも、座位そのものの作業が身体にとって負担が大きいと認識がされていません。
病気をしたあとの職場復帰などで軽作業として、デスクワークなどを割り当てられるのもそのためですが、実は座業そのものは腰には負担が大きいのです。座位では立位と比べて重心線がずれて、椎間板内圧が上昇します。椎間板にはほとんど血管がなく、長い座業で凹んだ椎間板は膨らむ
時にまわりから水分を吸収して正常な形にもどるのですが、あまりにも長い間椎間板を扁平状態にしたままだと薄く硬く変形してしまうのです(低反発マクラみたいなものですね)。座業の多い人に椎間板ヘルニアが多い所以です。
ですから、座位を続けることそのものが腰痛を引き起こし、しかも静止状態でいることそのものが、肩や腰を痛める原因となっていることが多いです。
かといって、正しい姿勢で作業すれば肩こり、腰痛にならないわけではありません。何より作業中は出来るだけ身体を動かすことです。立ち上がって移動することが一番いいのですが、それができなければ頻繁にからだを動かすようにします。いろいろな姿勢に変えることで一箇所にかかる負荷を分散することがベターです。 どんな症状でもまずは気軽に治療院へご相談ください