易疲労性

【概要】

特別な原因もないのに休息をとってもなかなか疲れがとれず、強い倦怠感、集中力低下、無気力、発熱、筋肉痛、抑うつ状態が長期にわたって続くものをいいます。

【症状】

  • 微熱(腋窩温37.2~38.3℃)ないし悪寒
  • 咽頭痛
  • 頸部あるいは腋窩リンパ節の腫脹
  • 原因不明の筋力低下
  • 筋肉痛ないし不快感
  • 軽い労作後に24時間以上続く全身倦怠感
  • 頭痛
  • 腫脹や発赤を伴わない移動性関節痛
  • 精神神経症状(いずれか1つ以上)
      光過敏、一過性暗点、物忘れ、易刺激性、混乱、思考力低下、集中力低下、抑うつ
  • 睡眠障害(過眠、不眠)
  • 発症時、主たる症状が数時間から数日の間に出現

のような症状がみられます。

【鍼灸治療】

鍼灸治療ではツボ(経穴)を用いて全身を調整することにより、血液の滞りや筋肉の緊張を緩和します。

それにより全身の血液の流れがよくなり、全身の倦怠感の緩和へ繋がるのです。

また、自律神経の乱れを整える効果があり、全身のリラックス効果もあります!

背中に鍼をさす鍼灸師の写真(画像)|フリー素材「ぱくたそ」