肌トラブル/肌荒れ

【肌荒れとは】

気温や湿度が上昇するにつれて、汗やムレが起こり、マスクとの接触でかさつき、こすれなどによるニキビなど、肌トラブルを抱える人が急増しています。

【肌荒れの原因】

肌あれ、ニキビ悩みが急増中!?その肌トラブル、実はマスクが原因かも!|肌トラブルとスキンケア|持田ヘルスケア株式会社

❶ 肌あれの原因・・・汗による刺激

マスクを着用していると、マスク内の温度・湿度が上昇し、汗をかきます。
このときマスク内の温度は外気温より1℃も上昇します。汗がマスク内では蒸発しにくいため、肌表面に汗が長時間残り、汗に含まれる成分が刺激となり肌あれを引き起こす原因に。
また、マスクの布に保湿成分が奪われて乾燥しているので、刺激に敏感になっています。定期的にマスクを外して蒸れを逃すことが大切ですが、換気の良い場所やまわりに人がいない場所ではずすように注意しましょう。

❷ ニキビやブツブツの原因・・・マスクとの摩擦による角質の肥厚

マスクの付け外しや着用時に会話などで肌とマスクがこすれます。その際、こすれた部分の角層が(肌を守るため)厚くなり毛穴をふさいでしまうことで、ニキビや吹き出物の原因に。
また、マスクの擦れにより角層がダメージを受けると角層のバリアが低下します。通常では刺激にならないような物質によって炎症、赤み、小さなブツブツが発生することも。マスクによる蒸れによってもこうしたトラブルが悪化しがちなので、正しいケアで対処することが大切です。

【鍼灸治療でのアプローチ】

鍼で真皮や皮下組織を直接刺激することにより、サイトカインと呼ばれる細胞から分泌されるたんぱく質が活性化します。それと同時に血流やリンパの流れが良くなり、紫外線A波によって破壊されたコラーゲンやエラスチンの代謝アップへつながります。ヒアルロン酸も増加しますので、肌がみずみずしく潤ってくるのも実感いただけることでしょう。

肌の弾力とハリが増すと、シミやほうれい線、たるみが減ります。加えて、鍼治療により、代謝が上がりますので、シミやくすみが改善されていくのです。

既にお気づきの方もいらっしゃると思いますが、鍼治療は身体の状態を良くする、本来あるべき姿に戻す治療です。このため、ピンポイントの悩みだけでなく、広い範囲の日焼け後のケアなども得意としています。

そして、嬉しいことにサイトカインには、炎症を抑える効果があるため、ニキビなどのさまざまな肌トラブルの解消も期待できます。

【鍼の副作用は?!】

美容鍼は薬品を使用しないので、副作用はありません。一時的に、症状が悪化したような状態になることがありますが、これは身体が正常な状態に戻るときに起きる好転反応です。身体の細胞が活性化したり、たまっていた老廃物が排出されたりすると起きます。

たまに誤解する方がいらっしゃいますが、鍼治療を続けても肌に穴が開くようなことはありません。まれに鍼を刺した周囲に赤み(フレアー)がさすことはあります。これは数分~数十分で消える一時的なものです。

細い鍼を使うため、出血することは少ないですが、まれに出血や内出血をしてしまうことはあります。ただし、内出血ができたとしても数日~数週間で消えるものなので、心配はいりません。