慢性疲労症候群

【概要】

自分では気付かず、疲労を溜めこんでしまっている場合があります。

人間は気力でがんばり、疲れを感じずに行動することができます。

がんばろうという気持ちが大きくなると、体の中で疲れを感じずどんどん動くことのできるホルモンが出てくるのです。

それがほんの2,3日の踏ん張り時だからとがんばるのは
問題ありませんが、もしそれが半年、一年と続いたら・・・
大変なことになりますよね。
自分の疲労感がどこかに原因がないか探してみてください。

・無意識に本当はイヤなのにそう感じないようにしていることはないか?
・気力で乗り切れているが実は睡眠不足や疲労の蓄積はないか?
・デスクワークで頭ばかり使い、体をほとんど動かしていないことはないか?
・食生活はどうか?偏った食生活、ファストフードばかりになっていないか?
・実は貧血や肝臓の病気を潜んではいないか?

などなどもし思い当たることがあれば早めに改善することが大切です。

【症状】

  • いつも身体や頭が重い
  • 朝から疲労感がある
  • 寝ても寝ても疲れがとれない
  • 疲労感から仕事以外なにもできない
  • 頭がさえず、仕事にミスが増えている
  • 「しんどい」が口癖になっている

【治療】

体を動かす習慣はすぐには難しいですが、ちょっと意識してみましょう。
食生活はできる限り改善していきたいですね。健康診断も受けてみましょう。

すごくストレスだったことに気付いてもすぐに仕事を変えることはできない・・・
やらなければならないことが山積みなのにゆっくり眠れない・・・

そんな場合は少しづつ生活スタイルなども変えることも視野に入れながら、疲労感を取る治療を行っていきましょう。

睡眠不足の分をはり灸・マッサージ治療で補ってあげることが大切です。

そして、体のコリを取ってあげることで良質の睡眠がとれ、疲労感も改善しやすくなります。

背中に鍼をさす鍼灸師の写真(画像)|フリー素材「ぱくたそ」